ハーブのお話
ハーブの学名・科名・和名・別名の紹介。
作用や効用、ハーブにまつわるエピーソなどを紹介しています。
episode
アロマテラピーに使われる精油には成分「カマズレン」が含まれるため青く、ブルーカモミールとも呼ばれる。
01
German Chamomile
ジャーマンカモミール
学名:Matricaria chamomilla
科名:キク科 和名:カミツレ
作 用:消炎 鎮静 鎮痙 駆風
適 応:胃炎 腸の不調 肌の保湿 睡眠促進 月経痛
安全性:キク科アレルギーの人は注意
古代ギリシャ人が「大地のリンゴ」と呼んだように、リンゴの甘い香りが特徴。世界で最も親しまれているハーブのひとつ。童話「ピーターラビット 」ではお腹の具合が悪くなったピーターに母親がカモミール ティーを飲ませるシーンが描かれています。
02
Lavender / ラベンダー
学名:Lavandula angustifolia
科名:シソ科
作 用:鎮静 鎮痙 抗菌
適 応:不安 就眠障害 神経疲労 神経性胃炎
安全性:特記なし
清楚な芳しさを放つラベンダーの香りは、古代より怒りや執着、深い悲しみを鎮め、心身の浄化に用いられてきました。精油の鎮静作用は酢酸リナリルの成分によるもので、リラックスを目的としたオイルマッサージによく使われます。
episode
語源はラテン語のラヴァレ(lavare「洗う」)に由来。古代ローマ人は浴槽をこの花で香らせていたという。
episode【文学にみるハーブ】
シェークスピアは「ハムレット」や「ロミオとジュリエット」の中で、「記憶を呼び戻すもの」「忘れないで」という意を表すアイテムとしてローズマリー を登場させています。
03
Rosemary/ ローズマリー
学名:Rosmarinus officinalis
科名:シソ科 和名:マンネンロウ(万年郎)
作 用:抗酸化 消化機能促進 血行促進 陽性変力
適 応:食欲不振 消化不良 循環不良 関節炎
安全性:特記なし
ギリシャ神話の女神アフロディーテが海から現れた時にからだにつけていたという伝説を持ちます。体を温めるハーブでもあり、優れた薬効は古くから「若さを取り戻す」「記憶力を増強する」と知られていました。
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04
Peppermint / ペーパーミント
学名:Mentha piperita
科名:シソ科 和名:西洋ハッカ
作 用:賦活のち鎮静 鎮痙 駆風 利胆 殺菌
適 応:食欲不審 過敏性腸症候群 胃腸の機能調整
安全性:胆石の人には禁忌
ミントの繁殖力、交配力はとても強く約3500種存在するといわれています。ペパーミント はウォーターミントとスペアミントの配合種で爽やかなメントールの香りが特徴です。
ギリシャ神話の美しい妖精メンタの名に由来する。下界の神ハデスに愛されたミンタは、その妻の嫉妬によりミントに姿を変えられてしまった。
05
Hibiscus / ハイビスカス
学名:Hibiscus sabdariffa
科名:アオイ科 別名:ローゼル
作 用:代謝促進 消化機能促進 利尿
適 応:肉体疲労 眼精疲労 食欲不振 便秘 風邪
安全性:特記なし
爽やかな酸味と赤ワインのような鮮やかなレッドカラーが人気のハーブ。酸味のもとであるクエン酸やハイビスカス酸などがエネルギー代謝と新陳代謝を高め、肉体疲労の回復をはかります。
episode
フィリピンでは、子供たちが花や葉をもんで粘り気のある液体をつくり、中が空洞になった茎をストローにしてシャボン玉遊びをします。
06
Rose / ローズ
学名:Rosa gallica
科名:バラ科 別名:バラ
作 用:鎮静 緩和 収れん
適 応:神経過敏 便秘 下痢 不正出血 PMS
安全性:特記なし
古代ギリシャの詩人が「花の女王」と謳ったのが、バラについて記された最初だとされています。数多い品種のなかでもハーブティーや精油、チンキなどに使用されるのはダマスクローズ、アポテカリーローズ(薬屋のバラ)などです。アロマテラピーでは「香りの女王」とも称されます。
episode【文学にみるハーブ】
シェイクスピアは劇中にハーブや植物を登場させています。中でもローズは「ロミオとジュリエット」「ヘンリー6世」「冬物語」「ハムレット」「夏の夜の夢」など多くの作品に描かれ、時には物語の行方を左右する重要な役目をはたしています。
07
Elder flowers / エルダーフラワー
学名:Rosmarinus officinalis
科名:シソ科 和名:マンネンロウ(万年郎)
作 用:抗酸化 消化機能促進 血行促進 陽性変力
適 応:食欲不振 消化不良 循環不良 関節炎
安全性:特記なし
ここはプロジェクトの説明部分です。サイト訪問者が作品や背景を理解できるよう、簡単に説明しましょう。「テキストを編集」またはテキストボックスをクリックしてください。
episode【文学にみるハーブ】
シェークスピアは「ハムレット」や「ロミオとジュリエット」の中で、「記憶を呼び戻すもの」「忘れないで」という意を表すアイテムとしてローズマリー を登場させています。
08
Echinacea/ エキナセア
学名:Rosmarinus officinalis
科名:シソ科 和名:マンネンロウ(万年郎)
作 用:抗酸化 消化機能促進 血行促進 陽性変力
適 応:食欲不振 消化不良 循環不良 関節炎
安全性:特記なし
ギリシャ神話の女神アフロディーテが海から現れた時にからだにつけていたという伝説を持ちます。体を温めるハーブでもあり、優れた薬効は古くから「若さを取り戻す」「記憶力を増強する」と知られていました。